ストロンガー工法は、既設のH鋼式落石防護柵を利用し、吸収エネルギーを高める技術である。従来は既設のH鋼式落石防護柵を撤去し、新たに高エネルギー落石防護柵を再設置していたが、本技術の活用により、経済性・施工性が向上し、工程が短縮される。
・既設H鋼式落石防護柵の 「吸収エネルギー向上」
・新設の「簡易高エネルギー吸収型 落石防護柵」
・既設H鋼式落石防護柵の 堆積物等による柵高不足対策 「かさ上げ」、「かさ上げ補強」 (柵高3.5mまで対応可能)
・既設H鋼式落石防護柵の 「部分かさ上げ」、「部分かさ上げ補強」
・積雪地の小規模雪崩の対応例
既設H鋼式落石防護柵は、設計エネルギー以下で破損しているものが多くあります。
1.下部接続部材(A)により支柱基部のねじれを予防2.上部接続部材(B)と上部拘束バー(C)により支柱全体のねじれを予防 3.3本より高強度ワイヤ金網(D)により、金網の突き抜け防止効果を向上4.高性能緩衝装置(E)により、ワイヤロープと支柱に作用する衝撃力を低減